News & Interview

17.10.19

車掌役・お宮の松連載コラムスタート!第1回発車致します〜!

皆さま!こんにちは!2017年10月19日をお知らせいたします。
わたくし、2018年6月から上演いたします舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~で車掌役を務めます。「お宮の松(おみやのまつ!)」と申します。
車掌は、停車駅の情報に精通し、記憶力も抜群!わたくしと共通点も多くございます(汗)。表情の見えない漆黒の奥に輝く黄色い眼光!その辺も、地黒で、不純な俗世間を見過ぎ、黄色く、くすんでしまった私の瞳も、似ていると言えば似ています。そんなわたくしめが!
来月から誠に勝手ながら、『9』の付く日の19日を銀河鉄道『車掌・お宮の松の日』と定め、舞台という名の列車に乗車してくださる皆様に、より『銀河鉄道999』を身近に感じていただけますように、皆様と旅に出るのです!

今年40周年を迎えた『銀河鉄道999』といえば、松本零士先生。松本零士先生といえば、わたくしと同じく特別観光大使である北九州市の出身でございます。これも何かのご縁、いえ強烈なご縁を感じ、我が故郷北九州のお話を中心に張り切ってこのコーナーを作り上げます。
18歳まで北九州で過ごし、幼少期は、『銀河鉄道999』で育ちました!わたくしが5歳の時、『銀河鉄道999』第1話・出発のバラードが発車した事を昨日の事のように思い出します!わたくしの実家の最寄りの駅は、日田彦山線城野駅。中学校は、皆、人柄も良く、自衛隊と刑務所に挟まれた中学校で生きて行くと言う事を学びました。数百メーター先の隣の中学校には、松本零士先生の作品が四点も飾られている!しかも、そのうち、2点は、校舎の側面全てを使った壁画作品!それが門を潜ると高々と構えて壮観であります。それに比べて我が校は、40センチそこらの外壁の向こうに監視塔が高々と構えて総監であります!そんな事を羨ましく思いながら、高校へ!高校も松本零士先生の母校のお隣。わたくしが北九州高等学校。先生は、小倉南高等学校。
もう、この時点で先生には、ご縁しか感じておりませんでした!
因に高校では、野球に勤しみ、センターを守っておりましたが、1つ後輩のソフトバンクホークス柴原洋選手にセンターを譲ってあげた事を思い出す!(汗)そんな、譲り合う精神を育んだ高校生活を後に鈍行列車とフェリーを乗り継ぎ単身東京へ!数ヶ月後にビートたけしの弟子となり、たけし軍団入りした訳であります。そして、軍団に入り長い長い武者修行、何万光年もの歳月に感じるけど、19年しか流れていない、その年に!晴れて北九州観光大使と成るのです。そして、その就任式の列席者の中に松本零士先生を発見!偶然にも、わたくしの隣に座られた!

これは、もう偶然でなく必然!ご縁以外のなにものでもありません!そして、今回の車掌役!わたくしの人生の線路は、銀河鉄道に繋がっていた!お隣をすれ違いながら、ここに来てやっと!子供の頃にこんな電車があったら乗りたいなと夢見た、あの『銀河鉄道999』のホームに降り立ったわけです。さぁ~!ここからは、銀河鉄道999!40周年記念作品!舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜が発車するまでの間、このわたくしめが車掌となって、この作品が生まれた北九州市を余す事無く、ナビケート致します!!

『この時代、全宇宙の空間鉄道網は、無限にのびていた。(今回は、北九州鉄道&北九州モノレールの旅です。)それぞれの夢を心に抱いて人々は、汽車に乗る。お宮(ほんとは、鉄郎)の長い銀河の旅も今始まろうとしていた。お宮(お分かりの通り、ここだって鉄郎)を乗せた銀河鉄道999号は、その無限軌道に乗って走り始めた。(期限は、あります。今回含めて、10回ポッキリ!)どんな星を訪ね、どんな所へ行って、どんな姿になってここへ、帰って来るのか、お宮(ここも!鉄郎)にも解らない。(たぶん車掌役で戻ってきます。鉄郎役に大抜擢なんて、今更、無いですからね!降板って事は、あるかも?!いやいや!縁起でもない!車掌役で戻ってきます!必ず!)銀河鉄道の伸びて行く彼方には、無限の星の輝く海が広がっているだけだ!(今回に限り玄界灘の事ですね。)』
~『銀河鉄道999』第1話・出発のバラードより~

この電車は、北九州市経由、舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜行き、折り返し無し片道切符の電車でございます!途中下車は、御法度!お客様も覚悟を決めてお乗り下さい!それでは、銀河鉄道999北九州エクスプレス!発車致します~!